フランキンセンスは、アロマが好きな人、瞑想をする人、あとはそれが入った製品を使っている人は知ってるけど、個人的にはそんなに一般的じゃないのかなと思いますが、森林系の香りの代表格です。
浄化力が高く、瞑想に向いているので、スピ系の方にも人気なイメージです。
フランキンセンスは樹脂です。
乳香(にゅうこう)とも言います。
古代からあるもので、ミイラづくりに使われたり、昔は金と同等の価値があったみたいだし、あとはキリストが生まれたとき、没薬(ミルラ)と一緒に贈られたとか、古くから歴史に登場する香りです。
効果効能で言うと、呼吸器系(気管、粘膜)に良く、抗酸化作用があります。
香りは、スッキリとした、クールな、直線的で洗練された印象の匂いです。
と聞くと、どんな人物像が思い浮かびますか?
知的で頭が良くて、向上心があって、仕事ができるキリっとした感じのタイプでしょうかね。男性的なイメージです。
肉体に効くというよりは、メンタル体に作用しそうな香りです。
瞑想にも向いてますしね。
この香りを好むときは、自分の居場所や、自分自身を見失っていたり、何かに翻弄されているときかもしれません。
または、状況的に追い詰められていたり、逃げ場がなかったり、ちょっとバランスを崩している感じかも。
そういうときは、フランキンセンスの香りを嗅ぐことで視野を広げ、冷静で客観的になることができます。
フランキンセンスの香りは、物事を俯瞰したいときに助けてくれます。
自分を見失っているときってどういう状態かというと、視野が狭くなるんですね。
ちょっと余裕を取り戻せれば冷静になれるのに、視野が狭くあせっていると、全体が見えなくなってしまいます。
不安な状況や、うまくいかないとき、俯瞰することで状況を立て直していく手段はすごく有効で、それには広い視野や視点をどう持つか、ということが重要になってきます。
そういうとき、理論的な物差しになる仕組みをいくつか知っていると役立ちます。
広い視野、視点というのは、対象となる範囲を拡大することで得られますが、みなさんどのぐらい物事を拡大して見ていますか?
宇宙の構造や枠組みは、わたしたちの生活の中に法則として溶け込んでいます。
例えば、私は秘教や神智学、聖典と呼ばれるバガヴァット・ギーターや、ヨーガ・スートラなどを学び、実践することで、視野の広がりや、意識の拡大を感じています。
実践の中で重要なのは 、知識を現実世界と融合していくことです。
つまり、生活の中に宇宙の法則を見出していくことです。
あまりにかけ離れていると気づきにくいのですが、世の中はフラクタル構造になっていることを前提にすれば、目の前に起こるすべての事象が気付きのきっかけになります。
また、広い視点というところでは、エネルギー的な観点や、魂からの視点、グループとしての捉え方、関係性など、構造的な枠組みでは、多重構造、フラクタル構造、三位一体、七進法、十二進法、などの数字的なものをあわせていくと、より意識の世界は広がっていきます。
私自身は、本質的な物事の見方や見識が備わることで、お客様のサポートにも役立つと感じていますが、フランキンセンスの香りを嗅ぐことでどこまで俯瞰することができるのか、また、香りの力によって理論を越えたところに直接アクセスできるのか、ちょっと嗅いでみたくなりませんか?
物事を俯瞰するということは、自分の意識の枠組みを取り払い、もっと拡大してくれるということなのかもしれませんね。
冷静さを取り戻し、俯瞰したいとき、ぜひ嗅いでみてください。