秘教ではおなじみの「太陽系の七つの界層」の図でいくと、エソテリック・ヒーリング(『秘教治療』)の講座では、下の物質界から順に上の界層へ学びを進めていきます。

まずは全体像、そしてエーテル体から始まり、チャクラ、魂のメカニズム、前回はアストラル体、今回はメンタル体の構造を学びました。

最近、急に秘教の理解が進むようになって自分でも驚いていますが、今回の講座も、よく理解できました。

特に1年目、2年目は、メンタル体はあいまいで捉えどころがなく抽象的なので、なかなかイメージがつかめずにいました。

3年目でようやく、『魂の光』の八支則、ダラーナ、ディヤーナ、サマーディのところと一緒の話だとわかったものの、その『魂の光』もなんだかよくわからずにいて、今年の『魂の光』でやっと言葉が入ってくるようになったおかげで、今年の「エソテリック・ヒーリング」でのメンタル体の話は、初めて講座がそのまま理解できるようになりました。

「秘教の道のりは長い」

神尾先生がよく、3年継続すればわかるようになるとおっしゃいますが、本当にその通りでした。

特に私は、1~2年で「わかった」という感覚がまるでなく、それと共に、『魂の光』『ホワイトマジック』「エソテリック・ヒーリング」などの年間講座を並行して学ぶことで、やっとつながりが見えてきたけど、ある意味それでも一部分なので、結局アリス・ベイリーの書籍を全部読まないと、秘教の全体像はやっぱり理解できないのだと思います。

その壮大な理論と体系を学ぶことは、宇宙の土台となる背景や仕組み、根源的なこと、魂のこと、エネルギー的な見方など、大きな枠組みで物事を捉えていくためには、なくてはならない部分だと感じます。

how-toをいくら追ってもそれは結局表面的なものであり、根源的な仕組みを学べば、それらを追う必要はなくなると思うのです。

メンタル界のマインドの3つの様相

1.低位具体マインド 第3様相 思考・知性、教育

2.マインドの子、魂 第2様相 宗教

3.高位抽象マインド 第1様相 哲学、霊的トリアッドの最低様相

アンターカラナの構築

メンタル界での大仕事といえば、アンターカラナの構築。

低位具体マインドと魂の間に橋を架け、魂とパーソナリティーを一体化し、さらに高位マインドとの間に橋を架けること。

これも構造として捉えると、高位と低位、その間をつなぐものからなる3様相。

1と3をつなぐ2の存在。

瞑想

メンタル体とマインドの統御は、ラージャ・ヨガの実践が推奨されています。

これからのアクエリアス時代、ラージャ・ヨガが必要になることは理解できるけど、なにしろ現実的にはほぼアストラルまみれの世の中で、まずはアストラル体の統御が先なのでは?と思うものの、高位の物は低位の物を包含するという法則を鑑みれば、ラージャ・ヨガの実践が、マインドを統御し、且つ、より低位のアストラル体も統御されるのでしょう。

それでもまだ日本の現実的な王道はハタ・ヨガのようですが。

私が実践しているアートマ・クリヤ・ヨーガはバクティ・ヨガですが、アストラル体の統御には向いていると思います。細々と続けて3年ぐらい経ちましたが、アストラル的な低位の欲求は、徐々に統御されつつあると実感しているからです。

それでも、活発に動き出したマインドを静めるのが「瞑想」であるなら、AKYで時々訪れる静けさは、完全にマインドも鎮まっていると思うんですよね。

ラージャ・ヨガ、機会があったら試してみたいです。

想念形態

簡単にいうと、想念形態=イメージ、みたいなことかと思います。

具体的にイメージができていることは実現しやすいですよね。

例えば、料理を作るとき、どんな味付けにしようかはっきり決まっているときは、そこに合わせて味を整えていけば思った通りの物がつくれますが、イメージが定まらないまま作り始めたときは、ぼんやりしたものが出来上がることが多いです。

想念には、波と形態という2つの結果があります。

物事を考えるときは、まずメンタル体内に波動が起きて、その後、想念波と想念形態ができる。

そして、想念形態には、色と形と輪郭がそれぞれあります。

周囲にイライラしている人がいたら、なんとなくその波動が伝わって来て、嫌な気持ちになることってありますよね。

そういうとき、想念波を受けてるのかなって思います。

そして、例えば講座を受講して学んだことを、ブログなどでアウトプットすることによって、想念形態の輪郭がどんどんはっきりしていくのでしょうね。

わからないながらも文章にまとめることで、輪郭がはっきりしてきたからこそ、急に理解が深まったのかもしれません。

受講生の中で、「ヒーリングをしているときに色とか形が見えることがあって、それってなんだろう?と思ってたのですが、あれはクライアントの想念形態だったんですね!」とおっしゃる方がいらっしゃいました。

そう考えると、想念形態がなんとなく見えてる人って、意外といるのかもしれません。