わたしが「体質学」と名付けている分類があります。
それは、主に胚葉学をベースにした、外胚葉・中胚葉・内胚葉の3つの性質です。
これらの各性質を気質と体質に分けて人をみていくのですが、私自身、この数年で次の2つの物差しが増えました。
ヨーガで言うところのトリグナの分類、サットヴァ・ラジャス・タマス、秘教でいうところの3様相、第一様相、第二様相、第三様相です。
物事を理解するときや仕組みを考えるときに、これらの構造を知っているととても役立ちます。
これを講座で伝えていきたいとずっと前から思っていて、でもなかなか形にならなくて、いまだにもやもやしています。
ただ、サロンでご相談を承るときや、アドバイスするときは、これらを織り交ぜてお話していますので、私にとっては実践的に役立っているものなのですが。
みんな、これを知っていたら本当に便利で役に立つのに!ということで、少しずつブログに書いてみようと思います。
この3分類を話すにあたり、名称をどうするかは悩みどころで、今まではわかりやすく、体型 で細身・筋肉質・ふくよかに分類していました。
でも体型ってコンプレックスを持っている方も多く、別の表現ができたらと思っていたので、とりあえず性格傾向を中心に考えて、繊細・ アクティブ・ おおらかの3つに分類してご紹介していきたいと思います。
(漢字・カタカナ・ひらがななのも3様相ぽっくっていい感じ♪)
まず、見方についてはどれか1つのタイプが当てはまるというより、大体の方が混合型になります。
それでは、今日は体型と好みの香りの傾向を紹介します。
体型と好みの香り
- 繊細タイプ・・・細身、華やかなフラワー系や優しい香り
- アクティブタイプ・・・筋肉質、さわやかなリーフ系や刺激的な香り
- おおらかタイプ・・・ふくよか、柑橘系や甘い香り
これを聞くと、「そんなの言われなくてもだいたいわかる~」と思うぐらい、潜在的にみなさん知っていると思うんです。
以前セミナーをやったときも、「今日の話を聞いて色んな事が腑に落ちました」という方が多かったです。
ただ、体系的にわかっていないため、現実的に応用できないという感じだと思っています。
これがわかるようになると、まず自分のことを理解できるようになり、他人のことも理解しやすくなるため人間関係が楽になり、仕事でも役立ちます。
胚葉学、トリグナ、三様相の紐づけ
- 繊細・・・外胚葉、サットヴァ、第一様相
- アクティブ・・・中胚葉、ラジャス、第二様相
- おおらか・・・内胚葉、タマス、第三様相
これらが完全に一致するというわけではありませんが、おおむね合っていると思います。
これらをベースに少しずつご紹介していきます。