私は杉花粉のアレルギー症状があります。
もう30年来のお付き合いになります。
高校生のころに花粉症だと気付いたものの、目がかゆくて鼻水が出るくらいは特になんとも思わず薬なども飲んでいなかったのですが、25歳になって初めてなんとか改善できないかと試行錯誤を始めてからは症状がだいぶ軽くなりました。
今でも、目がかゆくて鼻水が出ることぐらいは、たいしたことではないのですが、それでも昔に比べたら症状はかなり軽くなり、なんてことないし、自分なりの対策・対症療法もある程度確立できました。
仕事柄、得意分野ですしね。
ただ、今は「花粉症」って本当にあるのかな?と思っているので、個人的には花粉症ではなくアレルギー症状と呼んでいます。
私にとってこの時期は、マスクとメガネが必須アイテムなのですが、なんか今年はもうマスクをするのが本当に恥ずかしくなってしまい、マスクなしで過ごしてみようと思い立ちました。
最初のころはだましだましやっていたのですが、ある日施術前にどうしても鼻水が止まらなくなってしまい、目もかゆいし、頼りのスプレーもなかなか効かなくて、困っていました。
お客様がご来店し、カウンセリング中は鼻水止まらないな~と思っていたのですが、いざ施術を始めたら症状が完全に治まりました。
そのことに気付いたのも施術が始まってしばらくたってからで、目もまったくかゆくないし、あ~良かった。と思っていたのですが、施術が終わったらまたすぐに鼻水が出始めたのです。
なんででしょうね。
施術中の私は、たぶんお客様以上にリラックスしているので副交感神経が優位になっているはずだと思っていたのですが、アレルギーの症状は副交感神経が優位の時の方が出やすいのです。
じゃあ、施術中の私が交感神経優位だったかというと身体的にはあまりそうとは考えられず、何が理由かと考えたところ、集中力の高さかな?と思い当たりました。あるいは、交感神経と副交感神経の狭間にいるか。
施術中の私はおそらく瞑想状態で、ある意味我をなくしているような状態です。
秘教的に言うと魂とつながっているのではないかと思うのですが(個人的な希望)、わかりやすい言葉で言うと、ゾーンに入っているとでもいいましょうか。
スポーツ選手とか、音楽家とか、我を忘れるくらい集中している状態の方によく使われる言葉ですね。
私は、集中しすぎ(?)て、施術中のことはあまり覚えていないのですよね。
施術中にお客様から受け取る情報量はとにかく膨大なので、全部を覚えきれないということももちろんあり、だから覚えていないのかもしれませんが、
例えるならお酒を飲んでるときはちゃんと記憶があるのに、その後酔っぱらって寝て起きたら飲んでいたときのこともあまりよく覚えていない、みたいな感じです。
「私」がやっていたけど、「私」はやっていない。みたいな。
「魂としての私」がやっていたけど、「パーソナリティーの私」はやっていない。とか。
エネルギーで動いていて、フォースで動いているのではない、とも言い換えられるし、ある意味「神様」が働いていたので「私」はやっていない、です。
都合のいい宗教みたいになってまいりました(笑)
結局のところ本当のことはわからないけど、希望としては神様=魂が働いているのだと思っています。
瞑想の中でも、ダラーナの集中~ディヤーナの瞑想につながる段階で施術を行っているのではないかと(これもただの希望ですが)、これを極めればサマーディ―に到達できる日が来るかもしれません。
たとえ今世では無理でも、私の辿る道はそこにあるのかもしれないなと思いました。
話は戻りますが、例えばお腹が痛いときも一緒です。
お腹が痛いとき、ベッドにうずくまってお腹痛いって思いながら寝ていると、意識はお腹が痛いことに集中し、ある意味、意識が痛みに周波数をあわせてしまうので、ますます痛みを感じます。
お腹が痛いとき、仕事をどうしても休めなくて、忙しく動き回っていたら以外と痛みを忘れてたということがあると思います。
そのとき痛みを忘れるのは、意識が仕事に集中していたからですね。
まあどこかが痛いときは無理せず休んだら良いのですが、その時も何か別のことに意識を集中させてみると、症状を忘れることができるかもしれません。
きりがないからもう例えるのはやめるけど、この方法は色んなことに使えるので、よかったら色んなケースに当てはめて考えてみてくださいね。