ある時ふと、「ハートが開いている人は、今のこの状況で、どんな行動を取るだろう?」と考えました。

私がイメージしている「ハートが開いている人」像が少しあります。

それをイメージして、そういう態度を取ります。

それがハートを開く練習になります。

例えば、毎朝のデイリーコヒーランスはZoomで行われていて、参加者の画面はオンでもオフでも構わないのですが、私がイメージするハートが開いている人は、画面はオンです。

だから、最近、画面をオンにしてみました。

ここで問題発生です。

正直に言うと、この問題を想定して、これまで画面をオフにしていました。

画面はオンにしたけど、マイクはミュートです。

隣の部屋で家族が寝ているため、私は早朝から「声を出さないこと」が彼に対する思いやりだと思っています。

でも、画面がオンだとZoom上で話しかけられたりする。

そのアンバランスさに躊躇していたのだけど、思い切って彼に聞いてみた。

「朝のデイコヒで声を出してもいい?」と。

彼は、「うん、いいよ」と言う。

そういうと思ってた。私を思いやって。だから無理をさせてしまうのではないかと思って、今まで聞かずにいた。

ここで、相手が嘘つきだったら、この話は成立しないのだけど、私は彼を信じているから、その言葉を受け入れた。

その後付け加えたのは、「もし何回かやってみてうるさいと感じたり、やっぱり嫌だなと思ったら、そう言ってくれる?」

「うん、わかった」と答えてくれた。

自分のニーズも、相手のニーズも満たすことが大事。

もし相手が嘘つきだったとしたら、私に良い顔をして「うん、いいよ」と答えはするけど、後になって「本当はいやなのに、あんな言われ方したら、いいよって答えるしかないじゃないか」とか言うのではないかと想像する。

嘘をつく人は、いつも他人のせいにする。

いつも自分は悪くない。

良い関係性を築ける相手というのは、自分に嘘をつかない人。自分に正直な人。

嘘をつく人には、本音を言えなくなる。

そこに生まれるのは恐怖心だ。

だって怖くて信用できないもんね。

そうすると、ハートが閉じるよね。