薬膳酒作り。
今回はネトルです。
(一番左)
ネトルってご存知ですか?
わりと緑茶っぽい、葉っぱの味のハーブです。
飲みやすいと思います。
効果は、なんといっても浄血作用。
血がきれいになれば肝臓の負担も減るわけです。
肝臓大事
・・・といいつつお酒にしちゃうけど(笑)
また、アレルギー症状を緩和する作用があるので
わたしにとっては花粉症の時期の必須アイテムです。
いつもハーブティーで飲んでいます。
血行が促進されるので、お顔のくすみなどもとれますし、
鉄分も多く含まれますので、貧血の方にもおすすめ。
あとは、青のりの代わりに使っているという方の
お話を聞いたことがあります!
のりの風味はもちろんしませんが、
ビタミンミネラルも豊富なので貧血の方は試してみてはいかがでしょうか。
また、薬膳酒を勧めるのは理由があります。
ハーブティーで飲むより、抽出成分が増えるのです。
ハーブティーの場合は水溶成分しか溶けだしませんが
アルコールだと水溶成分+脂溶成分が抽出できます。
美味しく飲めて、健康に良い成分も含まれていたらサイコーですよ!
作り方を簡単にご紹介しますので、よかったら作ってみてください。
◆ネトルの薬膳酒の作り方◆
[材料]
ネトル10g、ホワイトリカー35度100ml
[道具]
広口瓶、細口瓶、はかり、メジャーカップ、煮沸用鍋、
濾す道具(←コーヒーフィルターが便利です)
[作り方]
①広口瓶を煮沸消毒します。
②瓶が乾いたらネトル10gを入れ、
ホワイトリカーを静かに注ぎ入れます。
③冷暗所(直射日光の当たらない場所)に保管し、
1日1~2回瓶を振ります。
④2週間経ったら濾して、細口瓶に移し替えてできあがり。
ラベルにハーブの名前と日付を入れて貼りましょう。
※1年ほど常温で保管できます。
注意点は、ホワイトリカーを注いだとき、ハーブが浮いて液体から出てしまわないこと。
ホワイトリカーの分量が多くなってしまっても構わないので、注ぎたしてください。
2週間以上経過してしまっても
4週間ぐらいまでなら大丈夫ですので、早めに取り出してください。
瓶を振ってあげることで、抽出が促進されます。