「前から気になってたんだけど、勇気を出して予約してみました」
というお客様がいらっしゃいました。

お店のことを知っていてくれただけでもすごく嬉しかったんですけど、
よくわからない初めてのお店に行くのは
やっぱり勇気がいるよな~って思い出しました。

試してみないとわからないから、と、
勇気を出してチャレンジしてくださったお客様に感謝しました。

合う合わないは、結局いくら考えても試してみないとわからないから。

そんな中、通勤ラッシュの駅で白杖をお持ちの方に会いました。
すごい人ごみの中、白杖を使って階段を降りなければならず
とっさに「おはようございます。何かお手伝いしましょうか?」と声をかけました。

すると、やや驚きを含みつつも「ありがとうございます!大丈夫です!」と
明るく元気で嬉しそうな笑顔が返ってきました。

今まで、白杖をお持ちの方にどう接してよいかわからず声をかけられませんでした。

気になって、何か助けたいのに、でも声をかけないということは
結局無視していることと同じだとずっと感じていました。

無言で行き交う通勤ラッシュの人の波と白杖のコントラストに
たぶんずっと乾いた恐怖を私は感じていたのだと気づきました。

どうやってサポートしてよいのかわからないなら
何をすればよいか聞けばいいのにって頭ではわかっているのに、結局何もしない自分。

でも、とっさに声をかけられたのは
勇気を出して初めてのサロンに来てくれたお客様に感化されたからだと思う。

結局役には立てなかったんだけど、まずは1歩踏み出せたことで
逆に、なんで今までこんな簡単な言葉がかけられなかったのだろうと
世界が反転した気分でした。

でももう言える。
優しい世の中にしたい。

まずはただ手を差し伸べるだけで良いのだ。
その先の事はそのとき考えよう。

私がもらった勇気が誰かに伝染しますように。