対人関係の問題も自分の内側に意識を向ける
相手のいる問題って、怒りやネガティブな感情の矛先はだいたい相手に向かいます。
でも、目の前にいる敵(相手)は、本当の敵ではありません。
敵はいつも己の中にいます。
自分の中の問題なんです。
わたしは今、ある事柄について、自分でも嫌になるほど不満を抱え、なにか口にすれば批判的な言葉しか出ない状態にあります。
誰かに話を聞いてもらおうとするとき、一から事情を話すと、登場人物が多く、話も複雑です。
この一連の出来事は、数年がかりの変遷があり、時間の経過も長いため、遡って話し始めたらまあまあ時間がかかります。
でも、このような話をするとき、自分の内面で起きていることだけに意識を向けると、説明は短くて済み、明瞭簡潔です。
この、他人に向いている意識を、自分の内側に向けることができたら、内観の第一歩です。
起きている現象は、すべて自分の内側の問題です。
いつも誰かのせい、他人のせいにしていると、いつまで経っても意識が外にダダもれの状態です。
それを内側に向けることで人間は成長します。
相手に原因や責任がある、という考えから離れられるかどうか。
私は、つい批判的な言葉ばかりが出てしまうとき、自分を未熟だと感じ「成長」が大事だなと思いました。
「尊敬尊重」も大事。「愛」もね。
こうやって感情の奥にあるものにフォーカスすること。
コヒーランスでいること。
これによって、意識を向ける先を自分の内側に合わせていく。
どこまでいっても、問題は自分の中のものだから。
青い鳥は近くにいたみたいに、問題の原因はハートの中にあるのです。