先日初めて気功とフェルデンクライスを体験しました。

 

気功では、丹田を意識することが大切だと、何度も繰り返し先生がおっしゃってました。

丹田が大切というのは、よく聞いたり、知ってはいますが

私は実際に丹田を意識することって全然ないですね。

 

そして、気功をやるにも、現代人はまず体が硬いのでそれをゆるめるところから始めないと

固い体には気がめぐらないということでした。

背骨を意識して、丹田を意識して、呼吸も意識して、あれこれ意識することばかりで

頭を使うとこんがらがってしまうような動きを繰り返しながら、

動き自体は単純なんだけど、固さゆえにぎこちない自分。

 

 

その後続けてフェルデンクライス。

フェルデンクライスメソッドは、どのようなものか説明を聞いてもいまいちピンとこず

実際に体験できることをとても楽しみにしていました。

「床にころがって、先生が言葉で誘導してくれる通りに意識して動いてみる。感じる。」

やったのはこれだけなのですが、

徐々に、やればやるほど体の可動域が広がるのがわかりました。

 

しかも、最後に終わってから立ち上がったときの、足の裏のやわらかさ!

え、何で足の裏がふわふわなの?!と驚いて、

なぜそうなったのか?というところまで考えられませんでした。

 

翌日、別のフェルデンクライスの先生に会う機会があり教えてもらったのですが

普段、意識を向けていない「自分の足を意識した」から、「自分の足の範囲に気付いた」から、

自分の体の感覚として感じるようになったということでした。

 

気付くことで変わる自分。

 

結果から言うと、気功とフェルデンクライスのどちらが効いたのかはわかりませんが

驚くほど体がやわらかくなりました!

 

 

自分の体を自分で意識するって意外と難しいのですが、

誰かに触ってもらうとより鮮明に自分の体の状態がわかります。

いつも凝っている肩回りを触ってもらったら、体のやわらかさが全然違うことに驚きました。

鎧を脱いだ感じ!!

 

そして、翌日の午後、おかげさまで後から筋肉痛もやってきました(笑)

 

いわゆる筋トレのような、速筋を使う動作はしなかったのですが

どちらもゆっくりとした動きで全身を使ったので

特に普段甘やかしているお腹全体に効いたのでしょう。

 

 

気功とフェルデンクライス、どちらも共通していたことは

「無関心なものに意識を向ける」と変化が起こるということ。

気付くと変わる。

気功で言えば丹田、フェルデンクライスで言えば体。

 

今回は体を通して学びましたが、実は秘教も同じ。

秘教で意識を向ける無関心なものといえば「魂」。

 

 

先ほど、誰かに触ってもらうとより鮮明に自分の体の状態がわかりますと言いながら気付いたのですが、

わたしが普段やっている施術は、わたしが触れることで

「お客様に今の自分の状態を感じて、確認してもらっている」のだということ。

結果として心身のバランスが整ったり、楽にもなるのですが、それは結果でしかない。

癒されるというのも一緒。

 

 

わたしの施術は、触れることで今の自分の体に気付いていただくメソッド。

サイコアロマは、香りを介すことで今の自分の内なるものに気付いていただくメソッド。

 

ハーブは?植物に助けてもらうことで自分を調和するためのメソッドかな。

 

 

自分の内側にある、あるのにまだ見えてないもの。

わたしの中にある、あることに気付いていない無関心なこと。

 

私はそこを求めて、そして、だんだん核心に迫ってきました。

遠くない未来にやってくるであろう内側からの気付きと融合。

そう、融合。

 

私が今日気づいたことで、何が変わるんだろう。

 

このブログを読んでくださる皆さまに、お伝えできる日がきますように。