私はアンマのダルシャン最終日にマントラをいただけるという話を聞いたとき、それを授かりたいと瞬間的に思いました。
だけど、グルジがいるので、もらうことをためらう気持ちもありました。
これは私の最近のテーマそのものなので、直前までずっとどうするか迷っていました。
そうすると、直前になったら「マントラもらうでしょ?」と何人もの方から声をかけられ始めたのです。
私は常に正直に「迷っています」と答えると、「え?何言ってんの?もらいなよ!」と言う方、「他にグルがいるの?」と聞いて下さる方、「こんなチャンスないよ~」と言う方、みんなそれぞれ。
「グルがいるの?」と聞いてくださった方は、「グルからパーソナルマントラっていただいたりしているの?BMだったら難しいのかな~?」と言うので、「そのBMです(笑)」と答えたのですが、「でも、パーソナルマントラは個人的なものだから、頂いてみたらいいと思うけど。まあ、お好きに。」とおっしゃってくださいました。
私は迷いに迷って、アンマの前に立ったとき、流れに任せることにしました。
ダルシャンを受ける前に「マントラプリーズ」と言うそうなのですが、私はアンマの前に立ったとき、その言葉を自然に発しました。
ところが、聞こえてない!(笑)
え、え、と思ってる間に抱き寄せられ、抱擁が終わった後、もう一度「マントラプリーズ」と言ったけど、がやがやしていてたぶん聞こえていない。
最後に慌ててもう一度「マントラプリーズ」と言ったら、スタッフの方がマントラのカードをむんずと握らせてくれました。
マントラもらうか迷ってたというわりには、最後は必死だった自分に苦笑い。
だけど、そこからさらに難関が。
マントラ待ちの長蛇の列。
今からこの列に並んでたら、絶対シフトに間に合わない~!
そして、説明を受けたとき、他にグルがいてもパーソナルマントラを授かっていなかったらアンマからもらうことができると、教えていただきました。
でも、ここまで来てもまだ迷っている私。
とりあえずシフトを代わってもらえるか一旦聞きに戻ると、無事交代してくれる方が見つかったんだけど、それでも猶予は1時間伸びただけ。
これまでの列の進み具合を見ていると、間に合うかどうかぎりぎりのライン。
ここで思い出したのが、私がセーヴァしたセクションのリーダーが、朝のミーティングで言った言葉。
「困ったときは、アンマにお願いしてください。どうにかしてくれます。」
だから、素直にアンマにお願いしました。
「私はマントラをもらうか迷っています。私に必要なら、シフトに間に合うように授けてください。シフトまでにいただくことができなかったら、私は今回いただかないことにします」
その後、ふと目に入ったのが、3つの風船でした。
私はそれを見た時、3人のグルを思い浮かべました。
ああ、マントラもらっていいんだなと理解しました。
あとはアンマにお任せします。
そうすると、それまでまったく進んでいなかったマントラの列が急に動き始めました。
あらら。この勢いなら間に合いそう??
と思っていたら、めちゃくちゃスムーズにマントラを授かることができました。
実は、マントラをいただいた後の今でも、正直迷いがあります。
でも、与えてくださったアンマへの敬意を持って、毎日唱えています。
わたしの霊性の師は誰か。
先日洞察したときは、「待て」でした。
そんなのは最初から決まっているのだろう。
知る日を待てってことだろうと思う。と思っていたら、2023年終わりのグルジからのメッセージにこう書いてあるのを知りました。
「あなたに準備ができたときにのみ、グルが現れるからです。その人の内側からくる 変容だからです。」
だから、「待て」だったんだな。
準備ができていないから、「待て」だったんだな。