私が初めてオームチャンティングに参加したのは、2018年11月3日で、アクエリアスのオープニングイベントでした。

開催日の直前に追加されたプログラムで、はて?オームチャンティングとは何ぞや?と思って調べてみた。

でも、検索にひっかからない、いくつか記事があったかもしれないけど、読んでも意味がわからない。

いったい何が行われるんだろう?とわくわくした。

今思えば、OM(オーム)をChanting(唱える)するって、そのまんまだけど、最初の説明で「OMを唱えます」と聞いたとき、あれ?やべーとこ来ちゃったかな?と思いました。

過去の事件やニュースで意識に刻み込まれたヨーガの専門用語は、影響力が大きい。

でもまあ唱えるだけだし、よくわかんないけど、ここまで来ちゃったからいっか。

「オームチャンティングやったことある人いますか?」という問いかけに3人ぐらい手を挙げただけで、他はみんな初めてだっていうからちょっと安心した。

あの日、20人ぐらいいたんじゃないかな?

オームチャンティングだから、「オーム」と唱えるんだと思うけど、周りの声を聞いていると、「アウム」「アーム」と言ってるようにも聞こえて、だんだん自信がなくなり適当に唱えてた。

そして、終わっても、なんだったのかよくわからなかった。

ただ、ああ、やっと終わったという安堵が大きかった。

45分間も声を出し続けたのは初めてでちょっと心地よく、でも正直少し疲れた。

それから時々参加するようになって、半年後にはアートマ・クリヤ・ヨーガを受講した。

その後、オームチャンティングのオーガナイザーになるための講習会にも参加した。

何度もやるうちに色々氣付くことが増えたのは、終了後のシェアタイムで他の方の感想が聞けたからだと思う。

体験のシェアは素晴らしい奉仕だと言われているけど、それは本当にそうで、みなさんに教えてもらいながら実感することが増えたんだと思う。

ただ唱えるだけじゃなく、意識を色んな所に合わせてみるのも面白い。

以前知り合いにオームチャンティングやらない?と声をかけたときは、
「明子さんのところだから来れたけど、知らないところに一人で参加するのはハードルが高い」と言われた。

そっか、興味を持っても、そこから更に問い合わせて参加するところまではすんなりとはいかないのかもしれないな。

ダルシャン後、初めてオームチャンティングに参加される方が増えてきて、初めてでよくわからなくて心配だという方がいる。

そりゃあそうですよね、私もその気持ちはよ~くわかります。一緒でしたから。

しかも、私は鈍いので、1回参加したぐらいではその良さはよくわからなかったけど、何度か参加したりみんなと体験をシェアすることで氣付けたことがたくさんある。

これまで何十回も参加してきたけど、毎回体験は違う。

ダルシャンを受けた翌日のオームチャンティングは、嗚咽するほど泣きながらチャンティングした。

ダルシャンによる自分の変容のすさまじさを見た気がした。

今、私にとってのオームチャンティングは、平和活動の一環として、素晴らしい手段です。

時間さえあれば、一緒にやってくれる人さえいれば、しょっちゅうやりたい。

3人以上で行うのが正式なやり方だけど、一応2人でもできる。その分パワーは格段に違うけど。

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