2.5回目の受講

今年も『魂の光』が始まりました。

2.5回目という中途半端な受講回数なのは、初年度は途中から参加したためです。

どの講座も、今回こそは理解を深めようと勢い込んで、1回目ぐらいはちゃんと予習します。

といっても、どの講座も1回目はそれほど難しくないのですが。

魂の光のテキストを見て、1冊ならなんとかなるかな、と思ったものの、参考図書が多いことを思い出しました。

『ホワイトマジック』や『秘教治療』のように上下巻のセットではないところに量的な安心感を見出そうとしていたけど甘かったようです。

4冊の本を、あっち行ったりこっち行ったりすることで
頭が混乱することはもうわかったので、
魂の光に焦点を当てて深めていきたいと思います。

今回第1回目でわかったことは、
4冊のテキストのうち、言葉の使い方が微妙に違っていたから
混乱していたのだと気づきました。

今まではそれすらわかっていませんでした。

カタカナの言葉の意味はわからなくても、
言葉自体はある程度耳に馴染んだので、
それだけでも前回の受講の収穫です。

一昨年、なんとか休まずに参加してよかったです。

第1回目 ヨーガ概論・『ヨーガ・スートラ』と『魂の光』の特徴

今でこそアートマ・クリヤ・ヨーガを毎日実践しているけど、
わたしはヨガに興味がありませんでした。

初めてアクエリアスで『魂の光』を受講したときは、
本当にカルチャーショックで、
なんでかというと、言葉がまったくわからなかったからです。

発音のわからないカタカナと、
意味のわからない漢字のオンパレードで、
とにかくわかったのは魂の話をしてるんだな、ということぐらいでした。

「魂」しか聞き取れなかったのかもしれません。

先生の話す言葉は呪文やお経みたいで、
生徒さんたちはみんな本を読むのがとても上手!

それだけで緊張してました。

そして、先生が何か話すと、皆さん、カリカリカリ!とメモを取って、
え?メモ取るところだった??ってぐらい私だけぼんやり座ってました。

言葉が聞き取れないし、わからないから、
メモすら取れなかったっていうのが正直なところです。

でもなぜか、私はすごく楽しくて興奮していたのです。

「魂」「魂」と連呼してる話(他は聞き取れないから)なのに、
私の魂が呼応して喜びを感じているようでした。

なんというか、何言ってるかわからないけど、とにかくわくわくする感じ!

今ではわくわくすることよりも、
理解したときの「ああ!なんだそういうことか!」
とわかったときの感動のほうが大きいかもしれません。

第1回目は、ヨーガの流れと全体にある背景について。

4つのテキストを併用しながら解説してくださるので、各テキストの印象について。

向井田みおさんの『やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ』は、
一般的で初学者にはわかりやすいです。
本当にやさしく学べるのでありがたく、最初はこれだけ学べばいいのでは?と思っていました。

スワミ・サッチダーナンダの『インテグラル・ヨーガ』は、例えばなしの物語が理解しやすいです。
ヨーガが身近に感じ、ヨーガっておもしろいんだなって思いました。

伊藤武さんの『図説・ヨーガスートラ』は
仏教用語に翻弄され難易度が高いのですが、
イラストがあることでイメージがつかみやすいです。
漢字はわりと得意なのにルビが意外で、より混乱します。
ただのカタカナなんですけどね。

アリス・ベイリーの『魂の光』は、
私自身が秘教の言葉になじんできたこともあり、
わかりやすさでいえば、一番の拠り所。(生意気にも)
秘教の理解を軸に、他のテキストを比較しながら理解を深めていく感じです。

この4冊の中で一番わかりやすいのは秘教だと気づいたのは前回、一昨年の受講時。

ラージャ・ヨーガが他のすべてのヨーガを包括しているなら、
魂の光だけ学べば良いと思うのだけど、
そこは序文の文末からも、研究するには比較検討することがベターなのでしょう。

研究して発表してくださる先生に感謝。

私ならきっと『魂の光』しか読まない。

それにしても、同じスートラが元でも、解釈は結構違うものなのだと驚きます。

1冊だけ読んでわかった気になったら、ちょっともったいない気がします。

第1の書 1~3

チッタのブリッディをニローダする。

そんな言葉があるのか。なに言ってんのかわからないと思ったのも今は昔。

今では、ああ、あのチッタね!

懐かしい友との再会のよう。

『魂の光』スートラ1~3はたったの5ページで、
細かいところを気にしなければ、流れるように読める感じ。

それでも前回のメモを頼りに、そういうことか!と納得しながら読みます。

これはまさしく先生(と過去の自分)のお陰で、
メモがなかったら表面的に文字をなぞることしかできない。

講座の後、すぐに文章にまとめれば理解が進むと思ったけれど、
案の定、講座中はなんとなくわかったつもりになってただけだと気づく。

メモがなければ何を言っていたかも思い出せない。

魂との合一を目指して、来月までに復習します。