体質学(人との距離感、肌への刺激・感覚)
人との距離感
- 繊細タイプ(細身) 距離を置きたい。握手の距離。
- アクティブタイプ(筋肉質) 接近戦得意。体育会系のハグ。
- おおらかタイプ(ふくよか) 距離感近い。愛情表現のハグ。
繊細タイプの方は、パーソナルスペースが広く、急に近づいたり、親しくもないのに触られたりすることに抵抗があります。相手との間に、自分の安心できるスペースがほしいタイプです。
その理由というのは、繊細で傷つきやすいから。自分の身を危険にさらさないためです。
アクティブタイプの方は、フィジカルの強さからぶつかり稽古でもOK。負けず嫌いだし。刺激を求めるタイプ。好奇心旺盛なので、初対面でも興味を持てばぐいぐい責める。
おおらかタイプの方は、触覚が発達してるので肌触りの良いものが好き。柔らかい物、触り心地の良いものなど。また依存的な面が強いと、べたべたしたいし、甘えたいし、くっつきたがる。距離感が近く、警戒心を抱かせないので、自然に人と触れ合えるタイプ。
人に触るのも触られるのも苦手という方は、たいてい繊細タイプです。
うちのサロンは、触るのも触られるのも苦手な方や、アロマトリートメントを受けるのが初めてという方がデビューにご利用くださることが結構あります。
やさしいタッチの施術だから、怖がりの繊細タイプさんにはぴったり。
肌への刺激・感覚
・繊細タイプ 優しいタッチが好み
・アクティブタイプ 強い刺激が好み
・おおらかタイプ 優しいタッチが好み
もっと強くマッサージしてほしい!と希望を言うのはだいたいアクティブタイプ。
筋肉が発達してるので強い刺激を求めたがります。
以前、マッサージ屋さんで働いているセラピストさんに聞いたところ、やっぱり強く揉んでほしいというのはアクティブタイプが多いと言ってました。
でも、アクティブタイプの方も、うちのソフトな施術も苦手なわけではなく、これはこれでアリとおっしゃる方が多いです。
これはタイプによらず、強いマッサージ=効く、という思い込みがある方は、ソフトな施術は効いてる気がせず、ただのリラクゼーションと思いがちな傾向があります。
あとは、自分の身体の声が聞こえない方がすごく多いので、自分の体の状態をときどき確認してみてください。
あなたの体は、どんなメッセージを送っていますか?
自分の体が発するメッセージや信号を無視していると、事件が起きます。
寝違えたり、ぎっくり腰とか、過労で倒れたりとか。
まず、自分の身体の声を聴き、次は自分の感情の声を聴いてみましょう。
これらをすっ飛ばして、自分の内面や意識に目を向けることは難しいことに気付きました。
ヨーガの八支則と同じで、まずはヤマ・ニヤマからと一緒ですね。
何事も段階があります。まずは身体の声を聴く練習をしましょう。