サポートの極意は相手を信頼し見守ること
わたしは、お客様が自分の魂に向かって生きていけるよう、サポートしたいと思っています。
具体的に言えば、「ボディ・マインド・スピリット」でいうなら、マインドとスピリットの部分です。
マインドとスピリットのサポートって?と思われることでしょうが、それは私自身の在り方がまず大切になってきます。
なぜなら、マインドやスピリットは、物事の背景や根底にあるものだからです。
セラピーやサポートをする際、それを行う人間、それを行う場所や環境に、マインドやスピリットはエネルギーとして悠然と流れているものだと考えます。
だから、自分を整えること、場所を整えることがまず重要で、実は準備に時間がかかるのです。
また、私にとって重要なサポートは、お客様のマインド・スピリットを刺激するきっかけ作りなのかなと思います。
現実的な目の前の問題に対するアドバイスもしますが、人の成長をサポートするには、その人を信じて温かく見守ることが大切。
悩みがあったり、問題があったり、皆さん色々なものを抱えていますが、それらすべては自分で考え、気付き、行動することがポイントです。
考え方をサポートし、気付きの段階で刺激やきっかけが得られるように、また行動を後押しするなどを重点的に行っています。
いつも自分の行為を見返すとき、
「それは支援になっていたか、相手の成長を妨げていないか」
という観点で考察します。
人を助けることは一見良いことのように思えますが、自分で成長できるはずだった部分に介入し過ぎて、その人の可能性を潰していないか。
親が子供の将来を心配して、レールを引いて歩かせることに、似ているかもしれない。
それは親の自己満足で、「子供の成長」という観点でみるとサポートとは言えないのではないかと思います。
自分で考え、気付き、行動すること。
それこそがマインドやスピリットの成長につながることであり、各自が行うそれらの行為を信頼し、サポートしたいと思うのです。
「ボディ・マインド・スピリット」のボディの部分は、施術で直接触れるため、そこから気付きが得られます。
時々、自分の身体の感覚がわからないという方がいますが、そういう方は何度も繰り返し施術を受けるうちに、体感がわかるようになってきます。
おそらく、身体に意識がいってないので、心と体がバラバラなのです。それらがだんだんつながれていくイメージです。
サポートの極意は相手を信頼し見守ること。
ボディ・マインド・スピリットの調和を大切に、サポートしてまいります。
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なんでこんなことを書こうと思ったかというと、ある方を見て、その方の人の助け方は相手を信頼していないと感じたからです。
頼まれたわけでもないのに、良かれと思って勝手に先回りして色々おぜん立てして、相手は本当にそんなことを望んでいるのか?と疑問を感じたのと同時に、相手にはその物事を達成する実力がないと軽く見ているようにも感じました。
それを見て、また自分の在り方を想う機会と気づきを得たので、ここに記します。